エラー運賃が出たときの対応方法


エラー運賃の航空券

 ANAでは、4月17日にANAのベトナムのウェブサイトで誤った運賃、エラー運賃で航空券が発売された事案があった。
 予約システム会社アマデウスの設定ミスが原因ということで、エラー運賃での予約分は払い戻しとなった。
 本事案を踏まえて、エラー運賃に対する消費者が取るべき行動について、備忘録としてまとめる。

払い戻しリスク

 筆者も以前、タイにある航空会社でエラー運賃で航空券が発売されていたので予約したことがあった。
 その後、払い戻しとなったのだが、問題となったのがホテル予約であった。
 キャンセル不可のプランでホテルを予約していたからだ。航空会社の一連の経過についてホテル予約サイト側に説明し、払い戻しをしてもらえたが、非常に面倒だった記憶が残っている。
 エラー運賃で航空券を購入した場合、払い戻しにならずそのまま有効な場合もあれば、強制払い戻しの場合もある。
 エラー運賃で予約する場合は、このリスクがあることを理解しておく必要がある。

直近出発分なら有効?

 払い戻しリスクを回避するのであれば、2〜3日後出発の航空券を購入してしまうのも方法かもしれない。
 ツイッター情報ではあるが、エラー運賃の航空券を購入した方の中には、エラー運賃の航空券で既に旅行中の方もいた。その方は払い戻し対象外となったようである。

まとめ

 いずれにしてもエラー運賃は払い戻しのリスクがある。
 エラー運賃は消費者にとっては嬉しいが、本当に有効な航空券なのか当日ギリギリまで心配してしまう。不安な航空券であるのは間違いないだろう。