プリペイドカードは不正利用時の対応に難点


不正利用時の対応

 クレジットカードの不正利用がわかった際は、速やかに対応することが求められる。
 まずは、クレジットカード会社への連絡だ。次にすることは、クレジットカードの再発行である。
 また、クレジットカードには不正利用に対する保障制度がある。クレジットカード会社へ不正利用の疑いの旨を連絡すると、クレジットカード会社からは調査する旨を伝えられる。
 調査の結果、不正利用と認定されると、不正利用と認められた分については請求を停止し、停止の手続きが間に合わなかった場合、約2週間で返金となることが多い。
 一方で、例えば「紛失・盗難の届け出日の60日前から」損害を補償という規定があることから、不正利用を見つけた場合、速やかに連絡する必要がある。

プリペイドカードには保障制度がない

 クレジットカードとは異なり、プリペイドカードには不正利用時の補償制度がないことが多い。
 一方で、Revolutでは、チャージバック制度があり、取引に異議を申立てると返金される場合がある。
 しかし、チャージバックは最後の手段であり、解決に時間がかかる傾向があるため、問題を解決するための他の手段(利用店に連絡するなど)をすべて実行した場合に限り、チャージバックを依頼できる。
 あくまでも最終手段であり、ネットの情報では認められなかったケースもある。

まとめ

 海外ではスキミング被害が多いと聞く。
 海外事務手数料は高いが、リスクを考えるとクレジットカードの決済も検討すべきだと感じる。