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| 【出典】ANA HP |
Hotels.comやExpedia等のホテル予約サイトで宿泊の予約をする際、ひと手間を加えることで、より多くのポイントを獲得できる。
おそらく多くの方が既に実践されているかと思うが、それは「ポイントモールを経由すること」だ。
例えば、Hotels.comへ直接アクセスし予約をした場合を考える。1泊1万円の予約をANAゴールドカードで予約した場合、100マイルを獲得できる。
次に、ANAマイレージモールを経由して、Hotels.comで同様に1泊1万円の予約をANAゴールドカードで予約した場合だが、150マイル（50マイル＋100マイル）を獲得できる。
からくりはこうだ。
「ANAマイレージモール」を経由して、インターネットでのショッピングやサービスを利用するだけで、クレジットカードの利用で付与されるマイルとは別に、マイルが貯まる。
このサービスは、アマゾンや楽天での買い物だけでなく、ホテル、レンタカー、レストラン予約などでも対象になっている。
例えば、Hotels.comの場合、2021年5月4日時点で、利用金額200円ごとに1マイルを獲得できる。最近、ANAマイレージモールに追加された「アマゾン」では、購入300円ごとに1マイル貯まる。
ANAマイレージモールを経由して、Hotels.comで1泊1万円の予約をするだけで、50マイル獲得できる。そして、クレジットカードの利用によって100マイルを獲得できる。結果、150マイル（50マイル＋100マイル）を獲得できる。
Hotels.comの例でいうと、ANAマイレージモールを経由するかしないかで、1泊1万円の場合50マイルの差が生じる。
小さな差かもしれないが、塵も積もれば山となる。
筆者も様々なネット決済をポイントモール経由にすることで、これまで多くのマイルを獲得してきた。
このようなポイントモールは、ANAマイレージモールだけでなく、各クレジットカード会社にもある。
例えば、JCBの場合は「Oki Dokiランド」、三井住友カードの場合は「ポイントUPモール」、クレディセゾンの場合は「永久不滅.com」、MUFGカードの場合は「POINT名人.com」だ。
ポイントモールごとにポイント還元率は異なるので、どこが一番良いか確認することも大切だ。
Hotels.comを例に、獲得できるポイントを比較してみよう。
三井住友カードのポイントUPモールを経由してHotels.comで1泊1万円の決済をした場合、ポイントUPモール経由で3％の300Vポイントを獲得できる。
ポイントUPモール経由分の300Vポイントはボーナスポイントのため、ANAマイル移行レートは5ポイント＝3マイルとなる。すなわち、300Vポイントは180マイル。
したがって、カード決済分の100マイルを加えると、280マイル獲得となる。
一方で、ANAマイレージモール経由の場合は、カード決済での獲得マイルを含めても、150マイルである。
すなわち、Hotels.comの場合は、ANAマイレージモールではなく、三井住友カードのポイントUPモールを経由の方が、より多くのマイルを獲得できる。
もしまだ実践していないのであれば、直接サイトへアクセスするのではなく、ポイントモール経由でのアクセスをお勧めする。