【出典】ユーシーカードHP |
てんとう虫のマークでお馴染みの「UCカード」。
クレディセゾンとの吸収合併や包括的業務提携の終了を経て、現在は、クレディセゾンとユーシーカードがそれぞれUCカードを発行している。
今回は、クレディセゾンとユーシーカードとでUCカードゴールドに違いがあるのか気になったので調べてみた。
1 申し込み資格
まず、申し込み資格。銀行系のユーシーカードの方が厳しめかと思ったが、クレディセゾンもユーシーカードも、原則として満25歳以上で年収500万円以上の方となっており、同じだった。
2 年会費
次に、年会費。クレディセゾンは11,000円(税込)、ユーシーカードも11,000円(税込)。クレディセゾンもユーシーカードも年会費は同額である。
3 家族カード
次に、家族カードについて。
クレディセゾンは無料。一方、ユーシーカードは1名まで無料。2人目より1名につき1,100円(税込)となる。
ユーシーカード発行だと、2枚目から有料となるのが残念なところ。
4 ポイント
次に、ポイントについて。
クレディセゾンもユーシーカードも永久不滅ポイントが貯まる。
しかし、ユーシーカードはセゾンカード発行の永久不滅ポイントと合算できない。
5 ETC付帯
次に、ETCについて。
クレディセゾンもユーシーカードもETC付帯となる。
6 Apple Pay、QP等の携帯クレジット
次に、Apple Pay、QP等の携帯クレジットについて。
こちらは、クレディセゾンしか対応していない。
意外と便利な機能なので、ユーシーカードにないのが非常に残念なところ。
7 付帯保険
次に、付帯保険について。
最大5,000万円までの海外・国内旅行傷害保険、年間300万円までのショッピング補償保険が付帯している。
ただし、クレディセゾンについては、2021年7月1日から自動付帯から利用付帯に変更となっている。ユーシーカードはどうなるのかアナウンスが出ていないので不明である。
8 カード発行までの日数
次に、申し込みからカード発行までの日数について。
クレディセゾンは最短5営業日。一方、ユーシーカードは2〜3週間。
クレディセゾンの方がカード発行までの日数が短い。
申し込みから2〜3週間かかるユーシーカードは、少し長すぎる気がする。
9 口座振替手続き
次に、口座振替手続きについて。
クレディセゾンはカード受理後に郵送で行う必要がある。一方、ユーシーカードはオンラインで手続きができる。
ユーシーカードの方が口座振替手続きは簡単である。
10 カード郵送方法
次に、カードの郵送方法について。。
クレディセゾンは本人限定受取郵便。ユーシーカードは簡易書留。
簡易書留だと同居の人も受け取れるメリットがある。
本人限定受取郵便の場合、受け取れるのが本人限定のため、セキュリティが高い面もある。
11 ClubOff付帯
次に、Cluboff付帯の有無について。
クレディセゾンにはClubOffが付帯している。一方、ユーシーカードには付帯していない。
「ClubOff」とは、全国の宿泊施設、エステ、フィットネス、レジャースポットなどのサービスを特別価格で利用できるサービスである。クレディセゾン発行の「UCカードゴールド」だと、このClubOffに無料で登録することができる。
【出典】クラブオフHP |
12 WEB明細ポイントサービス
次に、WEB明細ポイントサービスについて。
ユーシーカードの場合、郵送の「利用明細書」を停止し、WEB明細に登録(手数料・利用料無料)すると、WEB明細発行のたびに永久不滅ポイントが10ポイント貯まる。
一方、クレディセゾンにはない。
一方、クレディセゾンにはない。
このサービスはあると嬉しい。
ざっと見た感じだと、クレディセゾン発行の方が特典が良い印象がある。
ユーシーカード発行のメリットを挙げると、①銀行系カードであること、②口座振替の手続きがオンラインでできること、③WEB明細にすると永久不滅ポイントがもらえることだと思う。
ユーシーカードはクレディセゾンに負けている部分も多いので、コンタクトレス搭載等、ユーシーカード独自のサービスが始まることを期待している。